【音楽留学】私がオランダを留学先に選んでよかったと思うこと3選

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私は2019年にオランダへジャズ留学をしました。
あっという間にそれも4年目に入りました。


思い返すといい意味で刺激があったり、反対に悔しい思いをして泣くこともあったり本当に色々ありました・・・

そこで今回は改めて、オランダへ音楽留学してよかったことを3つ、ご紹介したいと思います。


音楽留学を検討している方は、「留学するとこんなメリットがあるんだ」と参考にしてみてください。

目次

いろんな国の人と会える

オランダは、はっきり言って小さな国です。

隣のフランスやドイツと比べて、面積も人口も小さいですが、色んな国からの移民も多く、都市アムステルダムでは頻繁にオランダ語以外の言語を耳にします。




また学校も、私が行っているアムステルダム音楽院は私の学年の25%ほどしかオランダ人がおらず、他はフランスやスペイン、カザフスタンやベネズエラまで本当にたくさんの国からやってきた生徒たちがいます。
(ちなみに日本人はクラシック科、ジャズ科合わせて6人ほど。あまり会ったことないです…)

色んな国の人たちと会えて、まずは刺激があります。



単純にそれまで見ていた世界が広がりますし、国によってものの考え方が違う、価値観が違うことはもちろん、
国民性だけで人格は判断できないということも学びました


色んな人種が居るアムステルダムで、明らかに広い見方で物事を考えれるようになったと思います。

いろんな国の人に出会えるので新しい視野からの価値観を得られる


有名なミュージシャンに頻繁に会える

私は日本の地方に住んでいたこともあり、海外からのゲストの演奏を聴く機会は本当に珍しく、なかなか頻繁にコンサートに訪れることもできませんでした。




しかしアムステルダムの音楽院に入ってからはマスタークラスはもちろん、BigBandでオランダ国内外の素晴らしいプレイヤーと共演できる機会が本当にすごく増えました。

ビッグバンドでRandy Brecker氏とBen Wendel氏と共演した写真
撮影:Niels de Vries




ゲストでなくとも、オランダにいるミュージシャンがもはや世界でも有名なプレイヤーばかりです。
トロンボーンのIlja Reijngoudを始めとした名だたるプレイヤーにほぼ毎週会うことができ、話し、演奏を聞いてフィードバックがもらえる環境は日本ではほぼありえないし、本当に海外へ飛び出してよかったと思うことのひとつです。

世界的演奏家と会える頻度が高い。
レッスンや演奏を間近で体験できることが何にも変えられない財産になる。

オランダのオープンな国民性に感化される

オランダは比較的オープンな国民性だと言われます。

個人的に私は内向的な方ですが、オランダ人の根っからのオープンマインド、正直なところに感化され、この数年で私も結構はっちゃけられるようになった気がします。笑



でもこれはただ単に私が感じることではなく、先生からも実際に言われたことでした。




日本でマスタークラスを一度受けたことのある先生に、その頃と比べて良い意味で明るくなったと言われました。(どんだけ暗かったんやw)

同調圧力や強制されることは一切ありませんし、”自分のしたいことを自由にやるのが当たり前”というマインドに、私は目が覚めた感覚すらあります。




オランダに住んで、自分は自分らしくいて良いんだと改めて気付かされました。

オランダ人の正直でオープンな国民性に感化されて、
自分は自分らしく自由に居ていいと改めて気付かされる。


まとめ

オランダにくることなくあのまま日本に住んでいたら、それはそれで変わった未来があったかもしれません。



大金を払い、孤独に苦しんだり言葉もわからず落ち込んだこともすごくありますが、私はオランダへ留学して後悔というものは一切ありません。

オランダに来てから自分が自分らしくいられるようになった気がするし、本当にオランダへ来てよかったと思います。


私のオランダ留学の感想についてはこちらの動画でもっと詳しくお話ししています。

【音楽家の海外留学①】無理だと思っていた海外音楽院。1通のメールから可能性の扉が開く。小さな一歩が大きな結末を辿る勇気で掴んだトロンボーン奏者の物語。

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この記事を書いた人

25歳でジャズ音楽留学音楽のため単身オランダへ。
現地では音楽のほか、心理学とアレクサンダーテクニークも学ぶ。
2023年アムステルダム音楽院を卒業。
日本から出たからこそ得た経験もまじえて、音楽×心理学を提供しています。

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