本番での緊張を克服したい方のための3ステップ【あがり症は治らない】

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音楽、スポーツなどには、必ずといっていいほどつくものがありますよね。
それが”本番”です。

音楽とスポーツ以外にも、人前に立って何かを披露するような、例えば会社員の方であればプレゼンや講演、
学生の方でも大事なテストの時なんかは緊張すると思います。

”練習はうまくいったのに”

そんな言葉が思わず本番終わりに出てきそうですよね。

この記事は

” 緊張しなければ大丈夫なのに。”
”本番が怖い。”

そう思っちゃう方に是非読んでほしいです。

目次

緊張しない方法は、受け入れること

結論は、「緊張している自分、状況を受け入れること」です。

「えっ、もっと具体的な方法を教えてよ!!」という声が聞こえてきそうですが、

『”人”の文字を3回書いて食べる仕草をする』
『カモミールティーを飲む』

これを飲んで成功した方はいますか?

確かにプラシーボ効果で、少しは落ち着くかもしれません。(私はそれで落ち着いたことはないです。)
カモミールティーを飲むのもいいかもしれませんが、大事なタイミングでトイレに行きたくなっちゃいそうですよね。

そう、何をしても逃げ場はありません。

ではどうするのか。

逃げなきゃいいんです。

どんな方法を使って緊張から逃れようとしたり、例えプラシーボ効果で落ち着こうとしても、結局のところ身体は震えているし、
心は本番に向けてストレスでいっぱいなのには変わりません。

そこで、逃げることを諦めて、一旦そのままの自分を受け入れてみましょう

例えば、そこはステージの裏だとします。

自分が演奏する、前の人の演奏が聞こえます。
耳を傾けて、どんな音色なのか、そしてどんな様子の曲なのか、そこに集中してみましょう。

そして自分にも目を向けてみましょう。
ドキドキしていますね。手は震えていますか?

”前と比べて”心臓が速くなって落ち着かない
緊張して失敗した”未来”が頭を過ぎる

そう分析もできるかもしれませんが、過去は過去、未来は未来で、現在には何も関係ありません

まずは「私は現在緊張している」という事実を受け入れましょう。
つまり、緊張を拒まないようすることがポイントです。

克服しようとせず、緊張と友達になる

例えば会社で、レポートを見て売り上げがどんどん下がってきているという報告を目にした時、あなたはどうしますか?

まずは”売り上げが下がってきている”という事実を受け入れ、そこから解決策を考えますよね。

緊張もそれと同じ。

まずは”自分が緊張している”という事実を受け入れましょう。

ちなみに悪いニュースをお伝えしますが、
会社の売り上げの話のように、緊張には”克服するための解決策”というのは存在しません。

考え方としては、「敵を迎え撃つのじゃなくて、友達になる」でしょうか。

良いニュースは、「友達になることによって、”克服しよう”という無理なことに神経を使わなくて済むようになります。

では、どうやって友達になればいいのでしょうか?

”恐れ”と友達になる3ステップ

①練習をする

まずは練習です。
緊張の中には、「上手くできるかどうか」という不安や恐れがあると思います。
「できるかどうか」ではなく「できる」という確信に持っていくためにも、練習をたくさんすることは前提になってきます。

それも、ただ闇雲に練習するのではなく、大勢の前でパフォーマンスをする、など実際に起こるシチュエーションを想像しながら練習してみましょう。
よりリアルな緊張感に慣れたいのなら、家族や友達などに実際に聴いてもらう・見てもらうといいでしょう。
より本番に似た状況で練習すると、身体も慣れてくると思います。

②自信をつける

①と被りますが、練習することでこの自信が身につけられます。
いくら身体が緊張で固くなっていようと、舞台に上がると練習で身につけたことを身体は必ず再現してくれます。
緊張を受け入れ、自信を持ってパフォーマンスしたなら、何が起ころうとそこには”失敗”の文字はありません。

③ミスから立ち直るトレーニングをする

精神力は鍛えられます。タフな精神を作るには、瞑想がいいと言われています。
初めは10分でもきついかもしれませんが、1分、3分、とやるたびに時間を伸ばしていくと段々と慣れてきます。

雑念が入ってきても、それを無理に追い出そうとしなくて構いません。
目を瞑って静かに息を整えることに集中することは、先に述べたステージの裏で今現在起こっていること、周りの環境に集中することにも役立ちます。

結論:あがり症は治らない!

克服しようと無理に神経をコントロールするのではなく、まずは現在に集中して、緊張を受け入れてみてください。

練習して、自信をつけ、瞑想で集中力を鍛えることは、きっと理想のパフォーマンスに繋がるでしょう。

練習しても身体と心が辛く感じる・・・そんな方は、
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この記事を書いた人

25歳でジャズ音楽留学音楽のため単身オランダへ。
現地では音楽のほか、心理学とアレクサンダーテクニークも学ぶ。
2023年アムステルダム音楽院を卒業。
日本から出たからこそ得た経験もまじえて、音楽×心理学を提供しています。

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