この記事に辿り着いた人は
- 音楽のプロとして食べて行きたい
- プロの音楽家になるには音大に行くべき?
- 音大に行ってもプロとして食べていけないってほんと?
など、いろんな疑問があると思います。
近年、音大卒以外の人でも、SNSなどを使ってインフルエンサーとして音楽活動をしている人も増えてきました。
音楽家として暮らしていく選択肢が増えてきたからこそ、プロになりたいけど音大に行くか迷っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 音大に行くメリット
- 音大に行かないメリット
- プロの音楽家になるための方法
をご紹介しています。
音大進学へ興味がある人やプロを目指す方はぜひ読み進めてください。
音大に行くメリット3つ

結論から言うと、音大に行っても行かなくても、覚悟さえあればプロになれます。
しかし音大に行くのと行かないとでは、それぞれ得られるものやメリットが変わります。
まずは、音大に行くメリットを3つご紹介。

音大でしか得られないメリットがあるので、音大卒業生としてはぜひ深く読んでいただきたいところです!
コネクションが作れる
音大に行くとコネクションが作りやすい環境があります。
コネクションはクラシックにしろジャズにしろ、音楽業界で生きていくなら必要不可欠な要素。
いろんな人と知り合って自分の演奏を聞いてもらっていると演奏や教える仕事が舞い込んできやすいです。
音大には本物の音楽家が、教授として校内のあちこちで姿が見られます。
こちら側もただのいちファンではなく、生徒として現役で活動している音楽家とコンタクトが取れるので、その気になればかなり多くのコネクションが作れることも可能。
プロにのしあがるために必須な環境が揃っていると言えるでしょう。
強制的に音楽漬けの日々にできる
当たり前ですが、大学なので毎週決まったスケジュールで授業が行われます。
独学で音楽を勉強してプロになるにはそれなりに自分をコントロールして計画的に勉強していく必要がありますが、音大に入ると、組まれたスケジュールに従うだけで音楽漬けの日々を送ることができます。
人はやる気がなくても、一旦その作業を行うとやる気スイッチがオンになるもの。
何かと役立つ学位が得られる
音大を卒業すると、学士号などの学位が得られます。



「音楽の仕事をするのに学位は関係ない」と思う人が大半だと思いますし、私も50%はそう思います。
しかし実際、学位があれば他人へ自分を知ってもらうための材料の一つになります。
日本ではあまり重要視されていませんが、海外では学位を持っているのといないのとでは音楽業界をはじめとしてかなり仕事に差が出ているよう。
私がオランダで師事した先生は、「音楽で仕事をしたいなら修士号は持っておくべきだ」と言っていました。
日本国内で演奏のプロとして活動したいのならあまり気にする必要はありませんが、学位は持っていて損は絶対にないのでそちらも考慮してみましょう。
音大に行かないメリット3つ


次に、音大に行かないことで得られるメリットをご紹介します。
お金をセーブできる
もちろん、音大に行くのはお金がかかります。
音大に行かないとなるとそのお金をセーブできるのでまず一つのメリットとなりますね。
奨学金の返済の心配をせずに済みますし、なんならそのお金で新しい楽器を購入するのもいいかもしれません。
勉強には費用が少なからずかかりますが、音大に行かずにプロを目指すのなら最小限の出費に抑えられるでしょう。
時間を自由に使える
音大ではカリキュラムが決まっていて、自分の毎日のスケジュールもそれによって決められます。
しかし音大を行かないのであれば、その分自分で自由に時間を使えます。
授業があるはずのお昼はバイトにあて、夜は練習・・というふうにするのもアリですね。
やめたくなったらすぐに辞められる
音大は、辞めたくなっても手続きや先生への挨拶が億劫になりそうですが、音大に行かない場合は音楽をやめて違う道へ行こうと思えばいつでも気軽に辞められます。
物事はなんでもやってみなければそれがどういうものか、自分に合っているかどうか分かりませんし、辞める前提で音楽の道へ進むのは何も恥ずかしいことではありません。
まずは真剣にやってみて、辞める可能性があるかもと思っているのなら音大へ行かず、個人的に先生を見つけて習うのも音楽の道へ進む一つの手段でしょう。
音大には音大でしか得られないものがある


これまで音大へ行くメリットと行かないメリット、それぞれをご紹介しましたが海外音大を卒業した私が言えることは、
「音大には音大でしか得られないものがある」
です。
周りはみんな音楽のプロを志しているので刺激やモチベーションがありますし、練習室は完備されていて文字通り音楽を学ぶ環境はバッチリです。
音楽理論の知識は自分で独学してもいいですが、教授の経験や教授自身が持っている知識は、やはり本だけでは得られないこともあります。
現場を経験しているプロだからこそ聞ける話もあるでしょうし、音大へ進学するのはそういった人との繋がりや人からの学びを得るためだと考えるといいかもしれません。
私が見つけた記事で、このように書いている人がいました。
音大に行かない方が良い理由は、音大の先生は音楽で生活していけてない人ばかりだからです。そんな人達の集団に「教わる」と、音楽を労働収入を稼ぐための手段として用いる職人が出来上がってしまいます。
引用元:https://note.com/tgm_kt/n/nb9373222e2e7
この記事に関してコメントすると、音大の先生は、音楽で生活していけない人ばかりではありません。
まず音大の先生も立派に「音楽で生活している」と言えますし、実際に音楽で食べていっている人たちは音楽を労働収入を稼ぐ手段として用いています。
この方が言いたいのは多分、「お金のために音楽をしてほしくない」ということだと思いますが、お金のために音楽するくらいならみんな音楽をやめています。笑



お金を得たい人は正直音楽家への道は諦めた方がいいのは事実。
音楽家のプロになるというゴールへ、音大へ行くか行かないかはそれぞれ一長一短ですし、道は一つではないということを覚えておくのがポイントです。
プロになりたい覚悟があれば、音大へ行くか行かないかはぶっちゃけどちらでもいいです。
プロの音楽家に必要な要素3つ


プロの音楽家になるためには、知識だけではなく現場力のようなものも必要です。
具体的には以下の3つの要素を身につけておきましょう。
- コミュニケーション力
- 協調性
- 積極性
以上のことを身につけるには、現場にどんどん出ていくことが近道です。
もちろん、音大でも積極的に人と演奏したり関わっていくことで以上のことは養われていくでしょう。
いずれにしても独学で音楽をしていては身につきにくいです。
音楽をプロとして、仕事としてやっていくなら必須の力なので、ぜひ身につけておきましょう。
もう少し詳しく知りたい方は以下のページも合わせてお読みください。


まとめ:プロの音楽家に必要な要素を身につけることが大切
音大に行っても行かなくても、覚悟さえあればプロになれます。
しかし、お金を払って学校で学ぶのと個人的に先生に習いながらほぼ独学でプロを目指すのとでは、身に付く要素や学ぶことも違ってきます。
音大では、音楽業界には必要不可欠なコネクションが作れたり、音楽漬けの日々を強制的に作られます。
音大に行かない場合だと、お金はセーブして違うことに充てたり、時間を自由に使えることもできます。
今の自分に何が必要なのかを考え、どういった音楽家になりたいのかをもう一度よく描いてから進路を決めるのが得策でしょう。


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